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習志野市長、ワクチン接種計画を報告 9月までの遅れを懸念

習志野市議会で、市長がワクチン接種計画を報告。当初予定より遅延が生じることを強調。
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令和3年6月2日、習志野市議会第2回定例会が開催された。

市長の宮本泰介氏は、今後の新型コロナウイルスワクチン接種計画について現状を報告した。高齢者を対象とした接種が進んでいるが、当初の7月完了見込みが遅れ、9月までずれ込むと述べた。この遅れについて、政府に代わって市の体制に影響が出ていると指摘された。

特に、接種の予約システムが高齢者にとって利用しづらいものであり、途中で予約が必要な場合も高齢者にとって大きな負担であるとの認識がある。ここで市は、手動による通知で対応することを決定。市民にとって、アナログ的な手法が有効であると強調した。これにより、紙による予約方法へシフトすることで、今後の市民サービスの向上を図る方針である。

宮本市長は「すべての市民に対し、スムーズかつ安全な接種を行うため、様々な手法を講じる」という意向を示した。また、特に高齢者に対しては、紙媒体を活用することに重点をおき、情報伝達の重要性を強調した。

議員からも様々な質問があり、情報の伝達に関する懸念が示された。全体を通じて高齢者の接種に向け、迅速かつ効果的に情報提供がなされることが求められている。特に、ユーチューブ等のデジタル媒体に依存し過ぎず、物理的な資料の提供が求められた。市は今後、広報や情報発信についての改善点を議論し、対応策を検討していく姿勢を示した。

今後は、一般世代に向けた接種も行われる予定であり、前倒しのスケジュールを目指していく必要がある。接種対象者数も増加することから、引き続き、円滑な接種体制の構築が求められる。全庁体制で接種を進める意向を再確認した。

議会開催日
議会名令和3年6月習志野市議会第2回定例会
議事録
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