令和4年3月定例会が習志野市にて開催された。
議会は30名の議員出席のもと、午前10時に開会された。議長の清水大輔市議は最初に会期について、今回の定例会の会期を本日から3月23日までの35日間とする議題を挙げ、「異議なし」との確認後、会期が決定した。一方で、議会事務局における円滑な運営のもと、会議録の署名議員に宮城壮一議員と谷岡隆議員が選ばれた。
宮本泰介市長が登壇し、令和4年度の予算について提案理由を述べた。市長は新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえた発言をし、「この度、当市の一般会計予算は631億2,000万円、前年対比2.6%増」と説明した。
新年度における施策も提示され、特に健康づくりや地域経済の支援に力を入れることが強調された。市長は、地域の活性化策として新型コロナウイルス影響を受けた企業支援を継続し、生活様式の変化にも対応した施策を進める意欲を示した。「私たちは、この困難を乗り越えるために新しい考え方を取り入れていく必要がある。」と述べ、今後の方針を明示した。
さらに、令和4年度予算案では地方債や各種補正予算も詳細に説明され、特に高齢者福祉及び学校関連の予算増が見込まれる内容となった。市長は、地域住民の生活を支える施策が重要であるとして、財政運営の安定を図る必要性を強調した。議会からも様々な課題に対処しながら地域の未来を見据えた意見や質問があったが、基本的には予算案に賛同の姿勢が示された。
最後に、次回の会議日程として明日からの休会に突入することが確認され、議長の指示により次回会議の日程を告知。全ての議題が終了し、午前10時53分に散会となった。