習志野市議会の令和4年3月第1回定例会が開催され、様々な議題が議論された。
最も注目されたのは、「藤崎ちさこ議員」が提起した「放課後児童会に関する問題」である。特に、コロナ禍において、放課後児童会の運営がいかに行われているか、また支援員の処遇改善がどのように進められているかが問われた。藤崎議員は、「コロナウイルス感染症の影響で、放課後児童会への登室率が約60%と大きく減少している」と報告した。市長の「宮本泰介氏」は、感染防止策を徹底しつつ子どもたちが楽しく過ごせるよう努力していると述べた。
次に、「央重則議員」が取り上げたのは「旧庁舎跡地の活用問題」であった。市民意識調査の結果、約79.4%が売却や貸付に肯定的であることが示され、市長は「市の老朽化対策に必要な財源確保のため、この方向で進めたい」と述べた。同時に、習志野文化ホールの建設候補地についても言及し、「現在、津田沼駅周辺での再建設を模索しているが、旧庁舎跡地も候補として挙がっている」と強調した。
「宮内一夫議員」は、特にコロナウイルス感染症の影響が広がる中で、生活困窮者や非正規労働者の支援が重要であると指摘。また、効果的なコロナウイルスワクチン接種が進んでいることを認識しながらも、さらなる政策の充実が求められるとした。
さらに、キャッシュレス生活キャンペーンが早期に終了したことに関して討論が行われ、キャンペーンの効果と今後の施策について見直しが求められた。