令和6年3月1日に開催された習志野市議会の定例会では、
多様なテーマが話し合われ、その中には地域活動のデジタル化や自転車交通環境の整備についての議論が含まれている。
特に高橋正明議員は、町会や自治会のデジタル化について、
電子回覧板の運用状況などを質問した。
デジタル化は現代において重要なテーマで、効率的な情報伝達は活動の活性化に繋がりうる。
高橋議員は、特に地域のデジタル化を進める必要性を訴え、
具体的には自治会専用のSNS利用促進を提案した。
市長の宮本泰介氏は、本市でもデジタルツールを活用していることを述べ、
今後の取り組みに期待を寄せた。
また、自転車交通環境の整備についても話題となり、
高橋議員は進捗状況を確認。「令和3年第2回定例会でも言及し、
一貫した整備計画の重要性を強調する発言があり、自転車と歩行者の安全性が求められている。」
市長からは自転車通行ネットワークに関する進捗の報告があり、
今後もその整備を進める意向が示された。
続いて金子友之議員は、
市内全域の水道管の耐震性についての議論を展開し、
その耐震化率が千葉県内でも高い水準にあることを指摘した。
認知症基本法への対応も質問され、
宮本市長は、今後の施策についてしっかりとした取り組みを実施すると述べた。
一番重要な議题の一つ、
児童虐待については特に多くの質問が寄せられ、
市では関連の課題に対する施策が講じられていることが確認された。
また、自治体DXについても具体的な進捗が報告され、
デジタル田園都市国家構想交付金の活用が注目された。
新年度に向けたさまざまな計画がある中で、市の公共機能の確保についての意見も活発に交わされた。
今回の定例会では、災害に強いまちづくりに向けた具体的な計画についても
様々な提案があり、この地域特性や災害特性に沿った防災体制の強化が求められている。
今後も市が中心となり進捗を見守る必要があり、市民が安心して暮らせる環境を整備することが重要だ。