令和4年第3回湯沢市議会定例会が9月5日に開会された。
本会議では、全議員18名が出席し、議事日程に沿った報告及び質疑が行われた。主に、令和3年度一般会計継続費精算報告書、財政健全化判断比率、資金不足比率等についての議案が提出され、質疑に対しては特に異論がなかった。
高橋肇議員は、「マイナンバーカード申請に関して、各総合支所の状況はどうか」と質問したところ、市民生活部長の高橋保氏は、支所での申請は可能だが、ポイント付与等のサポートが未だ整備されていないと説明した。また、体制強化のため、新たにタブレットを購入し、職員を配置して申請サポートを行う方針を示した。
続けて、高橋議員は「市民へのPRはどのように行うのか」と問いかけ、その答えとして、高橋市民生活部長は地域団体や町内会への情報発信を強化すると述べた。マイナンバーカード取得率の今後の目標についても確認があり、市では県平均を目指し、全国平均への追従を図る方針である。
一方、令和4年度の各特別会計に関する補正予算についても説明され、質疑は特に行われることがなく、報告の内容については疑義がなかった。また、議案の付託として、議案第67号から第69号までが省略され、その他の議案は常任委員会に付託されることが決定した。
最後に、陳情文書に基づいた請願・陳情の付託も承認され、本日の会議はすべて終了した。次回は9月7日に市政に対する一般質問を行う予定である。