令和4年8月9日、湯沢市議会臨時会が開催された。
今回の臨時会では、議案第66号の令和4年度湯沢市一般会計補正予算が上程された。出席議員は18名であり、全会一致で議案は可決された。
会の開始に先立ち、議長の渡部正明氏が出席議員の数を確認し、会議が成立したことを宣言した。その後、会議録の署名議員として、大山豪氏と佐藤愛子氏が指名された。
次に、会議運営委員長の高橋健氏が、会期についての報告を行った。彼は、8月5日に開かれた議会運営委員会での協議結果を報告し、本臨時会で扱う案件が報告1件と議案1件であることを伝えた。会期は本日1日と決定し、異議なく承認された。
続いて、総務部長の松田和人氏が専決処分の報告を行った。この報告は公用車の物損事故に関するもので、損害賠償額は61,072円であると説明された。事故の内容としては、市職員が除雪業務中に発生したものであり、適切な注意処分が行われたことも述べられた。
議案第66号については、松田部長が提案理由を説明した。補正予算は歳入歳出それぞれ2,468万5,000円の追加である。具体的には、果樹産地の復興事業費や雪害復旧支援対策事業などに関わる。また、予算決算常任委員会への付託が決まり、議案は審査に付されることとなった。
質疑の場では、報告第5号と議案第66号ともに「なし」との発言があり、質疑が終了した。予算決算常任委員長の加藤昭嗣氏は、委員会での議案審査の経過を報告し、各事業の重要性を強調した。
その後、議案に対する質疑や討論はなく、採決が行われた。議案第66号は、全会一致で可決された。これにより、予算に関する施策が進むことが期待される。
最後に、議長は臨時会の閉会を宣告した。全ての日程が無事に終了し、議事録を署名することが定められた。