令和5年第1回湯沢市議会定例会が2月22日、水曜日に開会した。
議会の運営において、議長が開会の挨拶を述べ、出席議員17名が確認された。
議日がスタートし、最初に「会議録署名議員の指名」について行われた。
佐藤勝氏と石川隆一氏が署名議員として名を連ねた。
続いて、「会期の決定」が議題に上がり、議会運営委員長の報告を受けた。
昨年2月15日の議会運営委員会での協議を元に、定例会の会期は3月17日までの24日間とすることが決定された。
次に、「議長報告」が行われ、続いて市長による施政方針と教育行政方針の説明が行われた。
市長の佐藤一夫氏は、令和5年度の市政運営の基本方針や主要施策の概要を示し、総額285億7,900万円の一般会計予算案を発表した。
予算案は、0.3%の増加を見込み、特に少子化対策や地域経済活性化に向けた取り組みが強調された。
また、議案の上程では、合計50件の議案が提案された。
これには、人権擁護委員候補者の推薦、各種条例の制定・廃止・改正案が含まれている。
特に人権擁護委員に関する議案は重要で、齋藤千鶴子氏、村山一郎氏、柴田恭子氏の3名が候補者として推薦された。
さらに、専決処分に関する報告もあり、職員の公用車による物損事故に関する損害賠償の額決定と和解が通知された。
事故は昨年9月に発生し、損害賠償は82,091円が市の負担割合とされた。