令和元年11月6日、湯沢市議会で臨時会が開催された。
議事は多岐にわたり、議長の辞職と新議長、副議長の選出が重要な議題として扱われた。議長辞職の件はスムーズに決議され、議長の佐藤功平氏が辞職願を提出し、全会一致で許可された。新たに選出された議長には柏原久寿氏が就任した。彼は議会改革の推進を誓っており、「改革なくして前進なし」をモットーに掲げた。議会と市民との関係強化を主眼に置き、改革を進めていく方針を示した。
次に、副議長の選挙も行われ、渡部正明氏が新副議長に選出された。彼は議会報告会の意義を強調し、市民との意見交換を原動力にする考えを表明した。近年、多くの市民が「議会が若返った」と評価する中、若返りによるフットワークの向上も議会活動において重要であるとの見解を述べている。
さらには、常任委員や議会運営委員の選任も行われ、議案が上程された。今回の議案には教育・保育事業に関連する基準の改正や、一般会計補正予算などが含まれ、特に災害復旧費に299万5,000円が追加されることが求められ、全会一致で可決された。
追加議案として監査委員の選任についても審議され、高橋肇氏が選任された。これにより議会の機能が一層強化される見通しである。即位礼正殿の儀を迎えた令和の新時代において、議会の役割はますます重要性を増しています。全体として、参加議員は17名で、充実した構成で臨時会を終えた。市民の意見を尊重した議会運営が今後も求められるだろう。