令和3年6月7日、湯沢市議会は定例会を開催した。
本日は報告や議案に対する質疑が行われた。この中で、特に報告第6号に関する質疑が多くの議員から寄せられました。
報告第6号は損害賠償の額の決定と和解についてのものであり、12番の高橋肇氏が発言しました。彼は、この報告が今月に出された理由や、過去の議会でも別の案件が取り上げられたことに関連して質疑しました。市の総務部長、松田和人氏は、トラブルはないとしつつ、修理の見積もりが遅れたために報告が遅れたと説明しました。
続いて、15番の高橋克己氏からは毎年発生している落雪による事故について質疑がありました。彼は、過去の事故の件数や場所を挙げ、事故を防ぐための対策が必要であると指摘しました。それに対し、松田氏は屋根からの落雪に配慮し、危険と思われる場合は対策を講じていく方針を明確にしました。
議案付託が進行され、議案第50号から第60号までが一括して審査に付されました。特に議案第53号では、消防団員の定員を減らす提案がありました。消防団員の減少が懸念される中、11番の高橋達氏は特定団員数の確保について質疑し、松田氏は人数を増やしていく努力をする意向を示しました。
また、議案第55号についての質疑では、キャッシュレス消費喚起事業の導入が取り上げられました。15番の高橋克己氏は、普及率や市内小売店の状況について質問し、産業振興部長、沼倉誠氏は後日報告する考えを示しました。これに対し、他の議員からも消費喚起に向けた具体的な数値や背景を踏まえた質疑が行われました。
最後に、陳情が諮られ、所管の常任委員会に付託され、次回の会議は6月11日に市政に対する一般質問が設定されることが告知され、本会議は終了しました。