令和4年2月2日、湯沢市議会臨時会が開催された。
出席議員18名が確認され、定足数に達したことから会議が始まった。
議長の渡部正明氏が開会を宣言し、法令に基づき市長をはじめとする係員の出席を求めた。
日程には複数の議案があり、まず会議録署名議員の指名が行われた。宮原晃氏と石川隆一氏が指名された。
続いて、会期の決定が審議され、高橋健氏が議会運営委員長として報告を行った。報告によれば、本臨時会の会期は本日の1日と決定された。
次に、議案第1号、すなわち令和3年度湯沢市一般会計補正予算(第10号)が上程された。提案理由については松田和人総務部長が説明。
歳入歳出予算の補正が行われ、総額に対して約6億8,701万円の追加が計上された。詳細には、国庫補助金や基金の繰入金に加えて、主に民生費が増加されることについて議会内でも関心が寄せられた。
議案に対する質疑も設けられたが、特に異論や疑問が出されずに質疑は終了した。
その後、議案の付託が行われ、予算決算常任委員会へ移されることが確認された。
最後に、加藤昭嗣議員が予算決算常任委員長として報告を行い、委員会での審査結果は全会一致での可決となった。再度の質疑の機会も設けられることなく、議長が議案の可決を宣告し、臨時会は順調に進行した。
開会から約27分後、全ての議事が終了し、議長が閉会を宣言した。今後の運営に向け、議員たちは必要な予算が確保され、住民生活に寄与する施策が進められることを期待している。