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湯沢市議会臨時会、専決処分3件を承認

令和3年4月湯沢市議会臨時会で、3件の専決処分と税条例改正案を承認。柏原議長の再選も決定。
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令和3年4月、湯沢市議会の臨時会が開会した。議題は数多くあり、特に注目されたのは議案の上程および専決処分に関する報告である。

まず、議席の一部変更が行われ、藤田健志氏と佐藤愛子氏の議席がそれぞれ指定された。両氏は先日の補欠選挙で当選しており、議長の柏原久寿氏は「新しい力を市政に反映できることを期待する」と述べた。

常任委員の選任も行われ、藤田氏が産業建設常任委員と予算決算常任委員に、佐藤氏が総務財政常任委員と予算決算常任委員にそれぞれ指名された。この流れにより、市議会の運営体制が一層強化されることが見込まれる。

次に、専決処分に関する報告がなされた。総務部長の松田和人氏は、過去の公用車事故による損害賠償について説明した。これには3件の事故が含まれており、総額約48万円の賠償が決定されたという。松田氏は「このような事態が再発しないよう、部内の管理徹底を図りたい」と強調した。

会期については、今回の臨時会が1日の限定会期と決定された。議会運営委員長の高橋榮氏も議場で、議案について全員の意見を尊重することが必要だと述べ、議員の協力を呼びかけた。これにより、議の進行がスムーズに行われることが期待されている。

さらに、議案の上程として、湯沢市市税条例等の一部改正や令和2年度一般会計補正予算の承認が提案された。市民生活部長の瀬川十志紀氏がこれらの内容を詳述し、市民に対する税の負担軽減や福祉向上の取り組みについて触れた。

質疑については、いずれの議案も特に争点となる意見が出なかった。全ての議案が異議なく承認され、その後、秋田県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙も行われた。議長である柏原氏がその役職に再選されたことにより、引き続き湯沢市の代表としてその任に当たることとなった。

最後に、柏原議長が「本臨時会を円滑に進行できたことに感謝する」と述べ、議会は無事に終結した。今後の湯沢市の動向に、議員らの責任と役割が大きく期待される。

議会開催日
議会名令和3年4月湯沢市議会臨時会
議事録
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