令和3年3月3日、瀬戸市議会は定例会を開催し、重要な議案が提案された。
本会議では、令和3年度の一般会計予算が中心的な議題として扱われた。
提案された予算の総額は390億2,000万円に上る。
特に、新型コロナウイルス対策に関連した各種施策が織り込まれている。
また、子ども医療費助成条例の改正も議題にあがり、対象年齢が18歳まで拡大されることが発表された。
この改正により、医療費助成の恩恵を受ける世帯が増加する見込みであると語ったのは、健康福祉部長の中桐章裕氏である。
彼は市民の負担軽減に向けた施策に力を入れると強調した。
さらに、令和3年度の国民健康保険事業特別会計予算も採択され、115億7,600万円が見込まれている。
この予算には、保険料の軽減措置や、国からの補助金が含まれており、感染症影響下での市民支援策が盛り込まれていることが特徴である。
議会では、予算に関連して教育費の内容にも触れられた。
特に、学校施設の整備や、納税に対する新たな支援策が導入され、529万円に及ぶ支援が期待される。
議長の冨田宗一氏は、これらの施策が子どもたちの未来を支える重要なものであり、議会全体での積極的な支援が必要であると述べた。
次回の会議は3月8日に再開され、さらなる審議が行われる予定である。