令和元年5月14日、瀬戸市議会が臨時会を開催し、議長の選挙や市税条例の改正、補正予算について議論した。この臨時会は新議員による初の会議であり、重要な決定が行われた。
臨時議長に選ばれた柴田利勝氏は、議会運営の円滑化を図る旨を述べた。また、出席議員は26名であり、議会運営に活気が見られた。
市長の伊藤保徳氏は、議会開会の挨拶で、議員への感謝と選挙結果に伴う協力を求め、さらなる市政運営の発展を誓った。議案には、議長副議長の選挙や、市税条例の一部改正が含まれており、その後の会議で活発な議論が行われた。
議長選挙では、長江秀幸議員が議長に選出され、23票を集めた。他方、浅井寿美議員は副議長に選ばれ、水野良一議員も同様に議会の重要な役割を果たすことを誓った。
また、地方税法の改正に伴い、瀬戸市市税条例の一部改正案が提出され、市民税に関する特例控除や軽自動車税の規定が盛り込まれた。これにより、特例控除の適用が拡大され、地域住民への影響が期待されている。
令和元年度一般会計補正予算第2号が審議され、必要に応じて支出や収入の調整が行われる。特に、豚コレラの影響による農家支援の拡充や小中学校の校舎改善が焦点となった。補正予算は、多くの議員から賛成を得て可決された。
他にも、監査委員や公立陶生病院の議会議員の選任が行われ、円滑な市政の運営が進められる。市長の発言を受け、議員は様々な意見を持ち寄り、市民の期待に応えられるよう努めることが確認された。
閉会の挨拶では市長が、議案に対する議論への感謝を述べるとともに、今後の市政に対する協力を求めた。この臨時会が市の運営に与える影響が期待される。