令和5年第1回日進市議会臨時会が5月18日に開催され、重要議案が可決された。
本会議は午前9時30分に開会し、議長選挙では大橋 ゆうすけ議員が選出された。これにより、新体制での議会運営が開始されることとなった。
また、議案第33号から第38号まで、税条例や補正予算など8件が審議された。特に、税条例の改正に関しては、固定資産税や都市計画税の見直しが含まれ、環境性能に基づく税率の適用が話題となった。総務部長の石川雅之氏は、税改正について「地域環境保護の観点から必要な措置である」と述べた。
議案第36号では、低所得の子育て世帯に対する生活支援特別給付金の支給が提案され、金額は9,699万5,000円に上る。市長の近藤裕貴氏は、迅速な支援が重要であると強調し、質疑でも各議員から具体的な支援内容が問われた。飛躍的に拡充される施策が期待されている。
さらに、議案第37号から第41号までは、工事請負契約や監査委員の選任が議題となり、全て原案通り可決され、日進市の未来に向けた施策が進められる見通しが立った。工事契約に関して、香久山小学校の外壁改修などが行われる予定であり、公共インフラの整備も進展する見込みである。
この臨時会により、議会の新たな運営体制と重要な施策が決定されたことで、日進市のさらなる発展が期待される。議長は、「今後とも議会改革に努め、市民の期待に応える議会運営にしていきたい」とコメントした。進行車両の確認と予算の執行が本市の発展の要となることが強調され、今後の見通しも明るい。