令和6年第2回日進市議会が6月17日に開催され、議案が審議された。
主要な議題には、家庭的保育事業や後期高齢者医療に関する条例改正が含まれる。他方では、日進市立米野木台西保育園の指定管理者指定についても議論され、現指定管理者の活動状況が評価された。
議案第41号に関して、近藤裕貴市長は、「家庭的保育事業の質向上が求められており、条例改正はそのために必要だと述べた。また、職員の処遇改善に関連する運営費の確保についても述べた」とのこと。
また、議案第44号の令和6年度一般会計補正予算案では、名古屋瀬戸道路関連の負担金が計上され、予算の活用先が詳細に説明された。特に、名古屋瀬戸道路の側道整備が急務であるとされ、その背景にある東名高速道路の工事とスケジュールが示された。
さらに、米野木台西保育園の指定管理者に関する議案では、社会福祉法人日東保育園が選定される経緯が語られた。指定管理期間が従来の5年から3年に短縮された理由として、運営方法の評価と民営化の検討の必要性が挙げられた。しかし、他の公立保育園と比較して保育士の退職者数についての懸念が依然として残ることも指摘された。
吉野ゆうと議員の一般質問では、不登校の支援策に関して詳しく取り上げられた。昨年の質問を踏まえ、教育委員会の対応やフリースクールとの連携が評価されたが、まだ改善の余地があると指摘された。