令和5年第2回日進市議会定例会が6月12日に開会した。
議長の大橋ゆうすけ氏は、市民の期待に応えるべく、活発な議論を約束したと述べた。
市長の近藤裕貴氏も挨拶の中で、台風の影響を受けた市民へのお見舞いを述べた。
次に、会期は24日間に決定し、さまざまな議案が審議の対象となる。
主要な議案として、議案第43号の令和5年度日進市一般会計補正予算(第4号)が取り上げられた。
歳入歳出にそれぞれ1億1,410万円を追加するもので、予算総額は298億5,204万8,000円となる。
この補正には、生活安全部関連の防災事業が含まれており、両部門がしっかりと連携することが期待されている。
また、議案第44号、道の駅「(仮称)にっしん」の工事契約も提案され、地域の振興が見込まれる。
これにより、市民のライフスタイルの向上と観光促進が図られると市長は強調した。
次に、議案第56号の人権擁護委員の推薦が行われ、山田環氏が新たに推薦された。
長年教育に従事しており、人権下においても信頼を寄せられている。議員らはその適任性を支持し、全員賛成で決定した。
最後に、請願第1号について、日本政府による核兵器禁止条約の参加を求める請願書が付託され、議会の議論が続く予定である。