令和6年第1回日進市議会定例会が行われ、複数の議案が審議された。特に国民健康保険税や介護保険料に関する改正が際立った。
国民健康保険税の改定については、保険給付費の増加などが背景とされ、600万円の増収分を見込む。また、65歳以上の高齢者層への影響が大きく、特に年金受給者の生活への配慮が課題とされる。町の健康福祉部次長、祖父江氏は「保険制度維持のために応分の負担をお願いする」と説明した。
介護保険料の改定も行われ、保険料の平均調定額は1.35倍に引き上げられ、650万円以上の所得層には特に影響が出る見込みだ。この改定により、被保険者数は約700人増加するとされており、実際の患者数に基づいた適正化が進むと期待されている。
市内では新たに導入される制度や費用も計画され、これまでも地域のニーズに合わせた取り組みが行われてきたが、今後も実施への注意が必要である。特に、ボランティアやダイバーシティ推進を図ることで市民参加を促進し、地域全体の生活水準向上につなげる施策も検討されている。
さらに、道の駅整備事業や自動運転バスの運行について、今年度の運営方針が示される中、具体的な移行プランも整備されつつある。ここでは地域振興に寄与する施設の整備が予定され、情報発信や住民の利便性向上に寄与することが期待されている。
その他、各種の公共事業についても進捗が確認されており、今後の生活基盤の充実が進められながら、ふるさと納税や企業誘致など、地域の活性化が期待されるような取り組みも進められる見込みである。
町の皆様にはお忙しい中、議会への出席とご意見をいただいており、今後も市民に寄り添った行政運営が期待されることから、引き続き注目が集まる。