令和3年第2回日進市議会定例会が開かれ、様々な議題について審議が行われた。
主な議題には、日進市国民健康保険条例の一部改正、新型コロナウイルス感染症に対する対策が含まれている。
令和3年度における一般会計補正予算も議題に上がり、歳入歳出にそれぞれ4億9,815万3,000円を増額する提案がなされた。
市長の近藤裕貴氏は、「議案は7つあり、いずれも慎重なる審議をお願いしたい」と述べ、この定例会の目的を説明した。
議案内容は、国民健康保険条例と障害者福祉センター条例の規定の見直し、スポーツセンター及び公園条例の改正が含まれている。
これにより、新型コロナウイルス感染症を定義する規定などの整理が求められている。
一方で、令和3年度の日進市一般会計補正予算も提案され、特に新型コロナウイルスワクチン接種に関する事業に重点が置かれている。
こちらの予算案は267億2,430万4,000円となる見込みだ。
また、議案第39号では監査委員の選任が行われ、浅岡勇夫氏が再任されることが可決された。議員からは賛成の意見が多く寄せられ、彼の専門知識と経験が高く評価された。
さらに、議案第40号と第41号では、新たな人権擁護委員候補の推薦が行われ、賛同を得た。
武田真一氏と丹羽元子氏はその適任性が認められ、推薦が可決された。
このように、日進市議会は新型コロナウイルス対策や人権擁護について前向きな対応を行い、市民に寄り添った施策を進めている。
議長の武田治敏氏は、次回の会議は6月8日に開催されることを伝え、会議を閉じた。