令和元年第4回日進市議会定例会において、無償化を含む様々な施策について市民からの意見が参集された。
特に山根みちよ議員は令和2年度の歳入見込みについて質問し、「中期財政計画の187億円の確保はできるのか」と問いかけた。
この質問に対し、総務部長の宇佐美氏は、現在積算中ではありますが、「187億円の見込み額は確保できるものと試算している」と述べ、市の財政運営に自信を示した。さらに、将来の見通しとして「社会経済情勢が大きく変化しない限りは、計画通り推移すると見込んでいる」と強調した。
一方で、山根議員は「本市で重要な予算配分となるくるりんばすや道の駅などの事業に必要な資金確保がどうなるのか」という問い掛けも行った。これに対し、宇佐美氏は「必要性、緊急性、有効性を総合的に判断して予算編成を進めている」と説明した。
また、健康福祉部においては、高校生医療費無料化についても話題となり、宇佐美部長が「名古屋市の例を参考にし、政策の実施に向けた準備を進めている」と答弁した。