令和元年9月6日、日進市議会において、各議案の決算報告に関する重要な質問が行われた。
一般質問では、山田久美議員が「幼児教育・保育の無償化」の進捗状況について質問し、こども福祉部長の伊東幸仁氏は、システム改修に伴う予算計上に加え、保護者への周知活動の実施を挙げた。無償化に関する準備は順調であり、10月からの開始に向けて計画が整っていると強調した。
防災については、山田議員が「昨年梨の木小学校での避難所開設訓練の振り返り」を求め、総務部長の宇佐美博氏は、香久山小学校での訓練が今後行われる予定であり、昨年度の振り返りを糧に、訓練内容が改善されているとの見解を示した。特に、災害時の男女共同参画の重要性についても言及し、より多くの女性が運営に参加するよう努める意向を示した。
また、画期的な項目として「高齢者ドライバーに対する施策」が取り上げられ、運転免許自主返納支援事業が紹介された。市民生活部長の牧智彦氏は、制度の拡充について、地域の交通安全を高める視点から重要であると述べた。
さらに、道の駅整備事業について、決算審査においてはパレードの開催時期が重なることが懸念され。また、何よりも市民の理解を得る体制が求められているわけで、道の駅整備の推進に対する市長の責務が強調された。市長の近藤裕貴氏は、今後も市民に対する説明の機会を増やさなければならないとの考えを示した。
議会全体では、財政の健全性を一層強固にしながら、地域の課題解決に向けた取り組みを策定する必要があるとの見解が共有された。