令和4年第3回日進市議会定例会が9月6日に開催された。
会議では、令和3年度の各種決算に関する議案が提起され、特に一般会計歳入歳出決算や国民健康保険特別会計決算等が焦点となった。議案第46号に関する質疑では、小野田利信議員がコロナ対策のための交付金の使途や効果について質疑し、総務部次長の石川誠司氏が、適切に活用されたことを強調した。
また、武田治敏議員は市のゼロカーボンシティ宣言後の取り組みについての質問を行い、総合政策部調整監の岩瀬雅哉氏が、地球温暖化対策実行計画の見直しに着手したと述べた。さらに、自動車のクリーンエネルギー化についても議論が交わされ、市独自の補助制度の創設を求める声が上がった。
そのほか、イノシシ被害対策に関する質問も多く、武田議員は捕獲状況や設置された捕獲用箱わなについての情報を求め、長原範幸産業政策部長が捕獲センサーの設置による効果を報告した。さらに、議案第54号や議案第56号に関連して、財政効率の改善や道路占用料改定に関する税務関連の質疑応答も行われ、議会は各議案の審査を進めていることが確認された。