令和3年12月20日、日進市議会は第4回定例会を開催した。
特に注目された議案は、日進市ポイ捨て及びふん害防止条例の一部改正等である。
この改正は、より一層の市民環境の美化を進めることを目的にしている。その中で、路上喫煙の防止に関連した規定が追加されたことが強調された。市民の健康を守るため、周知徹底が必要との意見もあった。
また、日進市国民健康保険条例の改正も議題に上がった。この改正により、住民の医療保障をさらに強化し、より多くの市民に利益をもたらすことが期待されている。特に、コロナ禍において地域住民の生活を支えるための施策が重要視された。
議案第75号では、令和3年度一般会計補正予算が審議された。これは、コロナの影響による体制強化が含まれており、生活保護や相談支援事業の増加に応じた予算が提案され、議会では賛成の意見が多い様子が伺えた。特に、休日急病診療所への支援金設置が必要だとの指摘もあり、市の医療機関へ補助の重要性が議論された。
さらに、様々な指定管理者の指定についても討論が行われた。日進市高齢者生きがい活動センターや障害者福祉センターへの指定管理者の指定が挙げられ、議員たちの間で活発な意見交換が行われた。
負担の軽減と利用者への便益を両立させることが求められ、特に市直営の重要性を訴える声もあった。今回の議会では、農業や福祉といった分野の強化も図られ、地域のニーズに応じた適切な施策が必要とされている。
また、請願第2号の小川に架かる橋梁計画については、賛成意見と反対意見が交錯。交通量の増加の懸念や、防災上の視点から、双方の立場を尊重しながらの成熟した議論が期待された。