令和5年第2回日進市議会臨時会が11月22日に開催された。この日の議題は、訴えの提起につき議案第84号に関するものである。
議長の大橋ゆうすけ氏は開会の挨拶で、出席した議員や執行部に対する感謝の意を表した。また、近藤裕貴市長は議案の重要性を強調し、慎重な審議をお願いした。
市長によれば、議案第84号は令和4年の損害賠償請求事件に対し、判決を不服とし訴えを提起するためのものである。健康福祉部長の川本賀津三氏が詳細な説明を行った。
質疑に対して、島村きよみ議員は控訴する理由について具体的な説明を求め、福島勝之市民課長が回答した。彼は当局の対応が違法とされていないという立場を示した。
福祉厚生委員会による審査報告が行われ、賛成と反対の意見が交わされた。賛成意見は上級機関の判断を委ねるべきだとの立場を取る一方、反対意見として行政の注意義務を強調する声も上がった。
最終的に、投票の結果、議案第84号は賛成多数で可決された。この件は、議会の決定に基づいて進められることになる。議長や市長は、出席者に感謝しつつ、今後の健康管理に留意するよう促した。
本臨時会は、議件のすべてを審議し、適切な時間管理のもと無事に終了した。議長と市長の閉会挨拶によって、二元代表制の重要性が再確認された。市議会は今後も市民の信頼に応えられるよう精進していく方針である。