令和4年12月7日、日進市議会の第4回定例会において、様々な重要課題が討議された。特に注目を集めたのは道の駅整備事業とスマートインターチェンジ整備事業であった。
最初に道の駅整備事業の進捗状況が報告され、水野たかはる議員が市長に対し早期開駅を懇願した。市長は、「道の駅は日進市の未来を支える基幹施設であり、整備を着実に進めていきたい」と述べた。産業政策部長の長原氏からは、用地取得の進捗について説明があり、「今年度は市道本郷藤島線の用地を取得した」とのことだった。
続いて、スマートインターチェンジ整備事業に関する質疑が続いた。議員たちは、地域住民との調整や事業認定の手続きについて懸念を示した。長原部長は、「地域の理解を得るための協議を重ねている」と強調した。地域まちづくり調整会議での提言書提出を受けての計画変更についても報告された。
また、新型コロナウイルス感染症への対応についても質問があり、累積感染者数や小学校の学級閉鎖の理由についての質疑がなされた。古川ひさお議員は、インフルエンザとの同時流行への懸念を表明し、対策について詳しく問うた。総合政策部長の萩野氏は、「小学校の学級閉鎖は感染拡大防止の観点から行っている」と明かした。
さらに、交通規制や地域住民の意見を取り入れながらのスマートインターチェンジ計画についても議論が交わされた。住環境への配慮が求められ、特に病院や福祉施設を有するエリアでは、通過交通の対策を検討しているとのこと。
議案の審議も行われ、地方公務員法改正に伴う関係条例の制定や、日進市職員の高齢者部分休業に関する条例の制定についての質疑も行われた。白井えり子議員は、定年延長の影響についての見解を求め、詳細な説明がなされた。