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日進市議会定例会、情報公開や財政運営を議論

日進市議会の定例会では、情報公開や財政運営についての質疑が活発に行われた。舟橋議員が情報公開の重要性を指摘し、宇佐美総務部長が財政の安定性を強調。
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令和3年の第1回日進市議会定例会が2月26日に開催された。議会の中で特に注目されたのが、舟橋よしえ議員による「日進市の情報公開について」の質問である。

舟橋議員は、令和2年度の指定管理者審査委員会の議事録が非公開となった経緯について問いただした。これに対し、石川達也総合政策部長は、初めは非公開としていたが、市民参加及び市民自治活動条例に基づき、議事録内容の公開が適切であるとの判断で公開に至ったと説明した。これに対し、舟橋議員は非公開の運用について責任をどのように受け止めるかを踏み込んで質疑し、今後の情報公開に対する姿勢を訴えた。

次に重要なのが、財政運営についての質疑である。舟橋議員は、新型コロナウイルスの影響が市の歳入に大きな影響を与えなかった一方で、予算規模が過去最大である近隣市町との比較を示し、日進市独自の財政運営の在り方について意見を示した。宇佐美総務部長は、コロナ禍での公共事業を迅速かつ的確に進めてきた結果、税収における安定性が保たれているとの見解を示した。

また、日進市の保育施設の運営に関する計画案についての発言もあった。特に米野木台西保育園の運営方法が話題となり、石川雅之こども未来部長は現運営者による継続運営が望ましいとの意向を表明した。しかし、舟橋議員は指定管理者制度の問題点に及び、将来の運営の透明性を強く求めた。

この議会では、新型コロナウイルスへの対策も引き続き重要視されている。市内のワクチン接種体制について、川本健康福祉部担当部長が具体的な準備状況を説明し、大川博議員からは緊急時における子どもたちの避難路の確保について質問が上がった。市側は、未だに改善の余地があることを認識し、改正されたバリアフリー法に基づいて学校の環境整備を急ぐ考えを示した。

議会開催日
議会名令和3年3月第1回日進市議会定例会
議事録
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