令和4年第2回日進市議会臨時会が10月26日に開催された。
本会議では、近藤裕貴市長が令和4年度日進市一般会計補正予算を提案した。
議案第69号について、歳入歳出にそれぞれ36,072万5,000円を追加し、総額308億6,493万1,000円になる見込みである。
この補正予算は、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用したもので、特にエネルギーや食料品の価格高騰への対策が盛り込まれている。
石川雅之総務部長は、「この予算は、生活者や事業者への支援を早期に実施するために必要です」と強調した。
会議では、議長から会議録署名者の指名や会期の決定が行われた。出席議員数は18人で、定足数に達していることが確認された。
予算決算委員会による審査では、議案第69号に対する全員賛成の採決が行われ、原案通り可決された。
本臨時会における他の報告として、監査委員からの例月出納検査結果や、愛知県子育て支援事業についての報告もあり、地域の活気が伝わった。
近藤市長は、「秋祭りなどの地域イベントに対し、多くの方々が参加し、楽しんでいるとの声を聞くことができた」と述べた。
また、11月18日から20日までの間、岩崎城でプロジェクションマッピングが行われる情報も共有された。
閉会式では、青山耕三議長が、議員たちの協力に感謝し、議会運営の円滑さを称える発言を行った。
市長は、引き続き地域イベントや新たな取り組みへの関心を呼びかけた。