令和6年第2回日進市議会定例会が7月3日に開催され、複数の議案が審議されました。最も注目されたのは、議案第43号の日進市立米野木台西保育園の指定管理者の指定を巡る議論である。
議案第43号に関しては、指定管理者が社会福祉法人日東保育園に再度指定されることに対し、議員たちの間で賛否が分かれました。
賛成意見の中では、川嶋恵美委員長が「現管理者が引き続き保育を行うことで安定したサービスが提供される」とし、その実績を評価しました。中央部隊としての運営の維持や、保護者からの支持も高いことが挙げられた。
一方、反対意見も根強く、中島まなみ議員が「非公募による選定が疑問であり、透明性の欠如が問題視される」と述べ、国の基準に基づく運営を求めました。島村きよみ議員も「指定管理者制度の運営についての十分な検証が必要」と訴え、市と運営者間の明確な責任関係が求められている現状を指摘した。
また、この日の議会では、議案第44号と議案第48号に関する一般会計補正予算も承認されました。福安淳也委員長は、一般会計補正予算が市民生活向上に寄与する内容であることを強調しました。特に、教育環境の整備や子育て支援に関する取り組みが評価されています。
他にも、愛知県後期高齢者医療広域連合の規約変更に関する議案や、請願第1号の核兵器禁止条約に関する請願書も討議が行われました。議会は、さまざまな視点から市民の声を反映させることの重要性が改めて指摘されており、今後の議会運営に影響があると見られています。
閉会にあたって、議長は出席議員に感謝の意を表し、今後も市民に寄り添った市政運営が続くことへの期待を述べました。