令和6年5月15日、江南市議会は臨時会を開催し、重要な人事案件が多く審議された。特に、議会運営委員や常任委員、政治倫理審査委員の選任が行われ、その後議案を審議する運びとなった。
議長の伊藤吉弘氏が会議を開き、まず最初に会議録署名者が指名された。指定されたのは牧野行洋氏と岡地清仁氏である。続いて常任委員の選任が進み、各委員会のメンバーがタブレット端末を使って指名された。
建設産業委員会には掛布まち子氏ら7人が選任され、厚生文教委員会と総務委員会も同様に委員が指名された。議会運営委員会の選任も行われ、東猴史紘氏などが名を連ねた。
補欠委員の選任も重要な議題となり、議会改革特別委員や議会広報編集特別委員において欠員が生じ、選任が行われた。特に、議会改革特別委員には東猴史紘氏、長尾光春氏、岡地清仁氏、土井紫氏が指名された。
また、江南市監査委員の選任に関する議案も議題に上がった。市長の澤田和延氏が辞任した尾関昭氏の後任に長尾光春氏を選任するよう求めた。この提案は議会において無事に承認された。
さらに、江南市議会会議規則の一部改正についても審議があり、出産による議会欠席届の提出が可能な期間を、出産予定日の8週間前からとする改正が満場一致で可決された。これにより、議会への参加がより容易になることが期待される。
このように、今回の臨時会では複数の重要案件が審議され、議会の運営に必要な人事や規則改正が進められたことが印象に残った。市民福祉向上のため、市政府と議会は力を合わせて進むことが求められている。