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江南市議会、教育行政や公共施設整備について活発な討論展開

江南市の定例議会では教育行政や公共施設整備について活発な討論が展開され、市民の安心・安全の確保が求められる中、地域住民や教育現場への支援が確認される。
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令和3年6月の江南市議会では、市内の教育行政や公共施設の整備、さらには環境整備など多岐にわたる議題が取り上げられ、議員たちによる活発な討論が展開された。

議題の一つである教育行政について、岡本英明議員は、不登校児童への対応を求めた。教室に入ることができない児童に対して、学校は別室での学習支援を行っており、心のケアを大切にしていると教育部長(梅本孝哉君)は述べた。新たな支援体制や、専任職員の配置を要望する声が上がる中で、教員の負担軽減を求める意見も多かった。また、PTAのネットワークを活用した支援体制を構築する提案もされた。

同じく不登校の問題に関連し、片山裕之議員は、学校での行事の重要性を強調した。コロナ禍にあっても、できる限り行事を実施し、児童生徒に思い出を作ってほしいと訴える。教育長(村良弘)は、安全対策を講じて行事の実施に努める姿勢を示した。

また、守られるべき地域猫活動や、猫の適正管理についての議論も行われ、飼い主のいない猫の増加問題が指摘された。経済環境部長(平野勝庸君)は、飼い主のいない猫に対して避妊・去勢手術の重要性を訴え、地域としての調和を図る必要性を強調した。

加えて、江南市が大規模釣り船レンタル事業を進める中での、環境整備や公園整備の現状についても報告があった。都市整備部長(野田憲一君)は、江南市内には86か所の公園があり、そのうち43か所は地域で管理されていると明らかにした。地域からの要望に応じて、課題が生まれるときに、地域の貢献者と協力して適切に対応していく必要があるとの考えを示した。特に、公園の清掃業務については、毎月1回の点検が行われ、ごみや草の管理がなされている。

さらに、フラワーパーク江南の2期整備についても言及があり、完成予定が不透明である中で、地域住民への期待がかかる。これに関連して、片山議員は新しい遊具の充実を求める意見を述べ、さらなる盛況と利用促進に向けた協力を訴えた。議会は公共施設の役割を多様にし、利用促進に努めていくことを確認した。

全体として、議論は質の高い教育行政、持続可能な環境整備、地域への支援などがテーマとなり、市の取り組みに対する期待が寄せられた。

議会開催日
議会名令和3年6月定例江南市議会
議事録
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