令和4年4月7日、江南市議会は臨時会を開会し、重要な議案を審議した。
本日は議席の変更、追悼演説、及び新たな議案についての審議が行われ、各議員が積極的に参加した。
冒頭、議長の堀 元君は、本日に提案されている議案が大変重要であるとの認識を示し、議員の皆様に慎重な審議を求めた。
続いて、故 河合正猛議員への追悼演説が行われた。鈴木 貢議員が生前の活動を讃え、彼の努力と市への献身に感謝の意を表明した。河合議員は市議会において23年にわたり活躍し、特にコミュニティへ多大な貢献があったことが強調された。
河合議員の追悼の後、監査委員から例月出納検査の結果報告があった。議案はタブレット端末を通じて迅速に配信され、全議員が確認できる体制が整えられた。
会期は1日と決定され、次に議案第32号、江南市固定資産評価員の選任が議題に上がった。市長の澤田 和延君がこの議案について説明し、酒井 博久氏の辞任に伴う後任の選任を提案した。議会は一致して後任に向井 由美子氏を選任した。
さらに、議案第33号、江南市市税条例の一部改正が議題に上がり、新型コロナウイルスの影響を考慮し、商業地の税負担を緩和するために負担調整の割合を5%から2.5%に引き下げることが提案された。この改正により、約400件の商業地が影響を受け、約63万円程度の収入減と推定されている。
特に布袋町周辺が主要な対象地域となり、議員は市民の理解を得るための周知方法についても意見を交わした。市民が自動的に改正内容を反映した税額を受け取るため、特別な手続きは不要であると確認された。
最後に、すべての議案が原案の通り可決され、堀 議長は議員や市当局の協力に感謝し、議会は無事終了した。市長も議会の協力に対する感謝を表明し、引き続き市民の福祉向上に努める意向を述べた。