江南市議会の令和４年６月定例会が開催され、議題には市政の重要課題が並びました。特に注目されたのは、すいとぴあ江南の今後に関する議論です。議員はこの施設の維持及び活用について詳細に質問し、経済環境部長の平野勝庸氏は、同施設の次期指定管理者選定に向けた取り組みを説明しました。特に令和８年度を見据えた運営状況の検証が重要であると強調しました。また、議員間でも今後の方針について意見が交わされました。
次に、子育て支援に関しても質問がありました。特に、江南市では福祉タクシー券の活用を進める一方で、若い世代へのやさしい自動車利用の支援が強調されました。各参加者は、この制度の周知が不十分であることに触れ、それによって利用機会が拡大する余地があるとの見解を示しました。
さらに、浸水対策に関する議論も活発に行われました。小折本町周辺地区における浸水問題や、今後の治水対策の方向性について質問があり、水道部長の古田義幸氏からは、土木工事の進行状況や地域との連携による新たな案について回答がありました。特に、河川改修や雨水貯留施設の整備を通して、効果的な対策の実施が目指されています。
また、コンプライアンスの重要性に関する意見も出ましたが、教育の場から市民対応まで、さらなる意識が求められるという意見が一致しました。特に、信頼される市民対応を確保するための研修や支援体制の整備が必要であることが指摘されました。
最後に、議会でのさまざまな質問の後、今後の施策の方向性について関係当局と協議し、報告を求める声が多く上がりました。特にすいとぴあ江南の活用計画について市民への透明性をもって進めることが求められました。