江南市議会、重要議案33件を審議

令和元年江南市議会の９月定例会が開会した。議会では、江南市教育委員会委員の任命を初め、計33議案と6つの報告が提出され、在籍する22名の議員により慎重に審議が行われる予定である。特に注目されるのは、江南市教育委員会委員の任命に関する議案であり、後任候補の選考において地域住民の意見が反映されることが求められている。市長の澤田和延氏は、「市政進展のために議会の協力をお願いしたい」と述べ、議員に議案の慎重な審議を促した。次に、江南市会計年度任用職員の給与条例の制定についても説明され、これは新たな会計年度任用職員制度の導入に関連するもので、法改正に基づいた制度の整備が進められている。さらに、江南市中小企業振興基本条例の制定を通じて、地域経済の活性化や市民生活の向上を目指す施策が展開される。議案の中には、江南市立わかくさ園設置条例や江南市職員給与に関する条例などもあり、これら条例についても審議が予定されている。この中には、職員の福利厚生が新制度に基づき改善されることが含まれており、働きやすい職場環境の整備が期待されている。また、報告事項については、江南市の令和元年度一般会計補正予算が9億4,610万円に上っており、内容は広範囲にわたる。