令和2年12月の江南市議会定例会が開催され、重要議案の審議が行われた。
この日の会議では、議案79号から86号までの一括採決が行われ、全ての議案が原案通りに可決された。特に、議案79号の江南市議会の議員報酬及び費用弁償に関する条例改正が注目を集めた。議長の野下達哉氏は、「この改正により、議員の活動に対する報酬が適切に保たれるべきである」と述べた。さらに、議案80号では特別職に属する職員の給与に関する改正が可決され、行政の透明性向上が期待されている。
また、教育長の村良弘氏は、議案81号の教育長の給与及び勤務条件に関する条例改正について説明し、「教育品質の向上を図るためには、給与制度の見直しが不可欠である」と強調した。これにより、江南市の教育環境向上への取り組みが示された。
その他にも、議案82号から議案86号まで、江南市職員や一般会計といった補正予算の審議も行われた。特に、一般会計補正予算第10号については、経済環境部長の阿部一郎氏が、「市民生活を守るための必要な予算である」としてその重要性を訴えた。