令和4年6月20日の江南市議会で、議案の質疑がなされ、特に重要な案件として江南市一般会計補正予算(第5号)などが扱われた。特に議案第49号、令和4年度江南市一般会計補正予算に関連する補償金305万円については、実際に工事が進行中の久昌寺における解体工事の一時中断が引き起こした問題である。教育部長の梅本孝哉氏は、補償金の支出に対して今後の確認事項を強調した。議員の田村徳周氏は、江南市路上喫煙に関する条例について質問し、条例施行前の喫煙所整備について明言した。市の都市整備部長兼危機管理監である野田憲一氏は、喫煙所の整備が条例施行日までに完了できると述べる。また、議案第43号については、ポイ捨てや歩きタバコの防止策が必要であるとの意見が多数見受けられ、条例施行が間に合うよう施工されることが期待される。
報告の中で、特に重要視されたのは道路の清掃およびその後の徹底した運営方法の周知であり、おそらく市民の喫煙マナー向上への参加が求められるだろう。教育長の村良弘氏は、文化財保護委員から提出された報告書により、重要文化財の指定に関する検討を行い、対策がとられないと市民からの反発が予想されると述べており、これに対して適切な対応が求められる。
また、江南市国民健康保険税条例の一部改正についても議論が交わされた。現在の医療分上限が引き上げられ、影響を受ける世帯の所得が807万円以上においてかかる影響や増収見込みについても見解が示された。経済環境部長の平野勝庸氏は、企業誘致などの施策も進められており、当地域の経済成長を促進するために新たに投資する企業が歓迎されるだろう。