江南市議会の令和4年12月定例会が11月30日に開催された。議程では会議録署名者の指名と一般質問が行われた。
まず、一般質問では、江南市の魅力向上について長尾 光春市議が取り上げた。江南市のまちづくりは第6次江南市総合計画に基づき進められており、特に定住促進や地域の魅力向上が重要視されていると述べた。さらに、地域資源の活用や出産・子育て支援の強化が求められる旨を指摘した。市の担当部長である阿部 一郎企画部長は、現在の課題分析について具体的に言及し、地域の強みや弱みを整理して、今後の施策展開に向けた努力がなされていることを確認した。
次に、新ごみ処理施設の建設について、同じく長尾市議は、先月の入札が確定したことに関連し、江南市がどのように運営を展開していくかの展望を問うた。澤田 和延市長は、この施設が市民生活に貢献するための重要な一環であるとの認識を示し、見通しを語った。
さらに、重症心身障害児のサポートについても議論され、保護者のニーズに応じた地域支援が必要とされていることが強調された。貝瀬 隆志こども未来部長は、江南市内における支援の実績と今後の取り組みについて説明し、地域全体での協力が重要であると訴えた。
また、消防行政に関する質疑もあった。稲山 明敏市議は消防団の車両更新の計画や、最近の訓練状況について質問し、消防団員がより実践的な訓練に参加する環境整備が急務であるとの認識を示した。高島 勝則消防長は、合格できる技術を育成するための方策を今後も続けて行く意向を表明した。
最後の問いには、江南市での公共施設再配置計画が示され、教育分野でも小中一貫校の導入についての具体的な方針が模索されています。市長や教育長は、地域の意見を確認しつつ進める必要性を強調したよ。そのため、今後も市民の声を聞き入れながら、施策の見直しや実施を行っていく方針が示されている。