江南市議会は、令和4年5月11日に臨時会を開催した。この臨時会では、重要な議案が審議され、特に江南市の職員の給与に関する条例改正が注目を集めた。
議案第38号では、江南市職員の期末手当が令和4年度から引き下げられることとなり、多くの議員がこの改正に対して意見を述べた。特に、大薮豊数議員は、期末手当が平均7万2,000円も減額されることによる影響について強調し、物価高騰の中でのこの措置が職員や地域経済に与える影響を懸念した。
しかしながら、賛成派の岡本英明議員は、国家公務員の給与勧告に基づくこの改正は、民間との均衡を図るために必要であると述べた。議員たちは、国家公務員の対応を基本にすることで、江南市の職員の給与が適正に維持されるべきだという見解を示した。
また、この臨時会では、マイナポイント申請支援事業に関する予算も審議され、これにより市が税金を使って市民への利便性を向上させることが期待されている。高齢者を含む市民に対する具体的な支援について、今後どのように行われるかが注目される。
結果として、会議は円滑に進められ、議案は原案通り可決された。今後の江南市議会および市職員にとって、重要な決定がなされたことである。