令和元年9月定例江南市議会が、9月4日に開催されました。本日の議事では、会議録署名者の指名及び各議員による一般質問が行われました。特に、子どもの貧困対策や地域猫活動の推進が注目され、議員から活発な意見交換が行われた。
22番の山登志浩氏は、子どもの貧困対策について質問を行い、最近の国会での法律改正を受けた今後の取り組みについて尋ねました。これに対し、健康福祉部長の栗本浩一氏は、国の提言を踏まえ、地域における支援の重要性を強調しました。また、具体的な指標を設けることで対応を進める考えを示した。
次に、環境問題についての質問もあり、地域の特産物や観光物産の活用が期待されています。特に、越津ネギを利用したキャンペーンが活発化していることも報告されました。
さらに、高齢者の運転免許返納を促進する事業として、自主返納者への助成についての質問もありました。事務局長の松本朋彦氏は、返納者がどのように安全な移動手段を確保するかが今後の課題であると述べました。
また、地域貢献のためのボランティア活動や、無償運転サービスの必要性についても意見が交わされ、市内での交通の安全や高齢者の支援に向けた具体的な提案がありました。特に、自転車や新たな移動手段としての三輪自転車利用の促進が話題に上がりました。
審議の中では、市民サマーフェスタや地域猫活動に関する質問も行われ、行政と地域住民の協力による取り組みが強調されました。特に、地域猫活動においては、啓発を進める必要性が指摘され、地域との連携を深める方向性が示されました。
最後に、江南市の公会計制度や、創業支援補助制度についての質問も取り上げられ、起業支援の重要性が再認識されました。市長は、自らの意欲ある取り組みを通じて、地域の活性化や市民の暮らし向上に向けた詳細な検討を続けていくことを約束しました。
議会は市民生活に密着したテーマを扱い、今後の施策や方針について多角的な視点から議論が進められることが期待されます。