令和6年5月13日、江南市議会は臨時会を開催した。市長からは3議案が提出され、特に江南市公平委員会委員の選任が重要な議題として取り上げられた。澤田和延市長は議会の円滑な運営を希求し、議決の重要性を強調した。
この日の議題の中で、令和6年度一般会計補正予算も重要な位置を占める。特に物価高騰への対応として、給付金の支給が予定されており、追加予算の必要性が浮上した。ふくし部長の貝瀬隆志氏は、これに関して詳細な説明を施し、給付金の支給対象世帯についても数値を挙げて説明した。
補助金の対象には、物価高騰が家庭に与える影響を緩和するため、住民税均等割のみが課税される世帯が設定され、給付支給対象が増える見込みである。特に新たに住民税が非課税になった家庭にも対象が広がり、幅広い層への支援が期待される。この制度には530世帯の対象予定があり、緊急の支援が求められていると述べる。
また、議案第34号の江南市公平委員会委員の選任についての決定も行われた。澤田市長は、田中重和氏を再任候補として推薦し、円滑な審議を期待した。
さらに、議長の辞職が日程に追加され、議長選挙も行われるという政務に関する重要な決議がなされた。この日、議会内は議案審議の他にも、大きな人事異動が考慮され、各議員の間にはその動向に対する注目が高まっている。
最終的に、各議案は異議なく可決され、議会としてスムーズな運営が示された。市民文化会館の音響設備に関する売買契約も無事承認された。澤田市長は引き続き市政の発展に貢献することを表明し、議員たちの協力を求め、その意義を再確認した。