令和2年5月14日に江南市議会において、臨時会が開かれた。
本会議では、会議録署名者の指名や常任委員の選任など、重要な議題が取り扱われた。特に、江南市議会の議員報酬や費用弁償に関する新たな条例が制定され、議員報酬が一時的に減額されることが決まった。
議長の野下達哉氏は、会議を進行し、まず会議録署名者として掛布まち子議員と宮田達男議員の2人を指名した。また、常任委員の選任に際しては、各委員会においてメンバーが選出され、建設産業委員会や厚生文教委員会、総務委員会の構成が決定された。
その後、議会改革特別委員において欠員が生じたため、議長より補欠員の指名が行われ、これに対し異議がないことが確認された。続いて、議会広報編集特別委員の補欠委員選任も行われ、田村徳周議員が選ばれた。
さらに、江南丹羽環境管理組合議会議員の補欠選挙が議題に上り、古池勝英氏と稲山明敏氏が指名され、これも一任された。
次の段階で、議案第33号として江南市監査委員の選任についてが提出され、質疑も行われなかったため、速やかに採決へ進んだ。結果として、全体として異議なしと認められ、原案の通りに同意された。
さらに、河合正猛議員から提出された議員報酬に関する特例条例案も審議され、こちらも原案の通りに可決されることとなった。従って、江南市議会の議員報酬は2020年6月1日から12月31日までの7か月間、減額されることが決定した。
会議の終わりには、議長と市長による閉会挨拶が行われた。市長の澤田和延氏は、今回の臨時会における重要案件の慎重な審議に対し、お礼を述べるとともに、新たに議長に就任した野下氏らに期待を寄せる旨を表明した。議員の皆様は市政の発展と市民福祉向上に向けた努力を続けるようにとの声が強調された。