令和元年12月3日、昭和町議会第4回定例会が開会した。議長、石原高明氏は、定足数に達した旨を報告した後、町民憲章の朗読を行った。
議事は会議録署名議員の指名から開始された。河住保茂氏、樋口敏夫氏、田中博愛氏の3名が指名され、会期は12月3日から6日までの4日間に決定された。
次に、議案として、町道30号線に関する工事請負変更契約の締結が議題に上がった。塩澤浩町長は、工事の契約金額が変更前4,796万円から変更後5,627万6千円となり、仮締切り工の工法変更が必要となったと説明した。
また、職員給与条例の改正や消防団員に関する条例の中改正についても提案され、成年被後見人等の権利の制限に係る措置が適正化される。特に、消防団員の給与と服務に関する条例は、同様の法律整備に基づいて行われる。
家庭的保育事業に関する基準改正の議案も提出され、行政運営に関する基準を見直す機会として捉えられた。議案第58号では町道路線の認定についても議論された。
塩澤町長は、令和元年度の一般会計補正予算が4,716万円の増額となり、総額が82億2,857万6千円に達することも報告した。特に障害児関連の負担金が増えるとし、必要な対策を強調した。
その後も、特別会計補正予算や介護保険関連の議案が検討され、全体として町民サービスの質を向上させるための取り組みがなされることが期待されている。議案は、今後各常任委員会に付託され、さらなる審議が行われる予定である。