令和5年第4回中央市議会臨時会が開催された。
本臨時会では、都道府県の具体的な経済支援策や年度初めの補正予算が議題に上がった。
特に、令和5年度中央市一般会計補正予算は大きな注目を集めている。
予算案では、物価高騰への対応策として、全市民に商品券を配布することが決まった。
望月智市長は、市民生活や事業活動の厳しさを強調し、早急な支援策が求められていると発言した。
この中で、1人あたり1万円相当の地域活性化商品券を配布することが提案された。
また、65歳以上の市民には追加で3,000円分の商品券を配布する計画もある。
商品券は、登録をした市内店舗で利用が可能であり、地域経済の活性化にも寄与することが期待されている。
議案第61号が審議され、村松仁財政課長が詳細を説明した。
補正予算として、歳入歳出予算がそれぞれ3億6,397万1,000円追加され、市全体の予算は157億6,112万8,000円に達する見込みだ。
多くの議員がこの案に賛成し、最終的には全議員の支持により原案が可決された。
次に、議案第62号、契約締結の件も審議された。
中込誉教育総務課長が、新運動場整備工事の請負契約について説明を行い、契約金額は1億7,358万円となる。
工事の目的は、輸送ネットやスプリンクラー設備などの整備であり、規模や仕様についても詳細が提示された。
本案件も全議員の賛同のもと、可決が決定された。
このように、今回の臨時会では市民に直接恩恵をもたらす政策が主なテーマであった。
物価高騰の影響を受けて、多くの市民の生活が大きく変わる中、早急な対応が求められている。
市が単独で行う支援策が、今後も切れ目なく行われることが期待されるだろう。
本臨時会は、全議題の決定後、午前10時21分に閉会された。