令和5年6月13日、昭和町議会は、第2回定例会を開催し、多くの人事案件を中心に議論した。
会議は、小林耐三議長の進行のもと、出席議員14名で定足数を満たし円滑に進められた。
議事はまず、監査委員からの例月出納検査結果の報告が行われ、その後、昭和町公平委員会委員や固定資産評価審査委員会委員などの選任が求められた。
特に、塩澤浩町長は公平委員会に新たに花形敏男氏の選任を提案し、すでに退任した泉敏弘委員の後任となる。
この選任案は、全会一致で承認された。
新任委員の花形氏は、議会中に「公平・中立な立場で職務を尽くしたい」と意欲を示した。
次に、固定資産評価審査委員会に関する案件が議論された。
こちらでは、保坂武彦委員が再任されることが提案され、これも賛成多数で決定された。
また、教育委員会委員としては、鮎川哲氏が新たに任命された。
主要な案件の中には、昭和町印鑑条例や町道路線の認定、令和5年度介護サービス特別会計補正予算に関する議案が含まれており、これらもすべて原案通りに可決された。
また、押原中学校の増築に関する契約締結案も議論され、こちらも可決された。
このほか、議員派遣の件も承認され、研修会に議員を派遣することが決定されるなど、今後の町の発展に向けた準備が整えられた。
小林議長は、議会の運営が順調に進んだことに感謝の意を表し、町民に寄り添った行政を進めることを確認した。