令和元年6月20日、昭和町議会が第2回定例会を開会した。
今議会では、昭和町固定資産評価審査委員会の委員選任や各種予算案が審議された。
特に重要な議題として、同意第6号の昭和町固定資産評価審査委員会委員の選任が挙げられる。
議長の石原高明氏が提案理由を説明し、塩澤浩町長は新委員に長田茂氏を選任する理由を述べた。
塩澤町長は「委員の任期満了に伴い、新たに長田氏を選任し、公正な資産税課税を目指す」と強調した。
また、議案第28号の昭和町介護保険条例中改正の件も議題となり、産業厚生常任委員長の河住保茂氏は「介護保険制度を更に充実させ、町民の生活向上に寄与することを目的としている」と指摘した。
この他、国民健康保険や後期高齢者医療、介護サービスに関する予算補正案が一括で審議され、原案どおり可決された。
一方、森林環境譲与税基金の条例制定や一般会計補正予算についても審議が行われた。
河田あけみ総務教育常任委員長は「森林環境譲与税基金が設立されることで、環境対策が強化される見込み」と述べ、この案件も可決された。
議会運営については、町長が「町民に寄り添った施策が重要であり、皆で協力して町をより良くする努力を続ける」と強調した。
最終的に、全議案が可決され、閉会に向かう中、出席議員への感謝が述べられた。
全体の進行は円滑に進み、議会運営のスムーズさが評価されている。