令和3年第1回中央市議会定例会が3月3日に開会した。
開会に際し、議長の小池章治氏は、出席議員が18名であり定足数に達していることを確認した。
日程の一つとして会期決定が報告され、福田清美議員が議会運営委員長として協議結果を述べ、今定例会は3月23日までの21日間とすることが決定した。
議案として提案された中で、特に注目されたのは令和3年度の一般会計予算だ。田中久雄市長は、総額138億6000万円となる予算について、その背景を説明した。
市税の減収や新型コロナウイルス感染症の影響もある中で、地方交付税は前年度よりも増加する見込みだという。
また、議案第2号として地方税法等に関する条例整備の必要性も指摘され、議員からは新型コロナ対応や子育て支援についても重要課題として挙げられた。市のワクチン接種への取り組みも報告され、重点的に進めていく姿勢が示された。
選挙に関する項目では、甲府地区広域行政事務組合議会議員及び山梨県後期高齢者医療広域連合議会議員の選出が行われ、斉藤雅浩議員と山本六男議員がそれぞれ議会議員に指名された。
市長による令和3年度の特に重要な施策も公開され、公共施設のマネジメントや道路網の整備、防災対策の強化などが取り上げられた。