令和2年3月5日、中央市議会の定例会が開催され、新型コロナウイルス感染症対策に関連する施策や予算案について議論が行われた。
田中 久雄市長は、新型コロナウイルスについての施策方針を市民に説明した。特に今後の市の対応について、県や国の動向を踏まえ、情報収集と発信の必要性を強調した。市民の皆様には、適切な行動を求めた。
この日の定例会では、令和2年度一般会計予算が提案され、総額132億3,988万3,000円とされている。主要な歳入は市税からのもので、見込みでは前年度比で増加する見通しとなった。特に市税は前年を上回る44億9,145万6,000円を計上している。
議案第1号の承認に関しては、市長からの説明が行われた。中央市自転車の放置防止に関する条例が改正され、駐輪場の移転が行われる旨が報告された。また、地方公務員の育児休業等に関する法律への対応として、同関連条例の改正案も審議された。
請願第1号については、包括外部監査契約に関する条例の制定が提案された。これにより市政の透明性向上を目的としている。請願第2号では、日本政府に対して核兵器禁止条約の締結を求める意見書提出が審議された。どちらの請願も公共の利益を考えたものであり、慎重な検討が期待されている。
定例会の最後には、委員会への付託が決定され、今後さらなる審議が行われる。議長の福田 清美氏が議事を進行し、出席者に感謝の意を示した。