令和2年第2回中央市議会臨時会が11月30日午前10時に開会された。
この臨時会では、市長から多くの議案が提案され、重要な議題が審議された。
特に、議案第75号に関する職員給与条例の改正は注目を集めた。この改正について、田中久雄市長は、「期末手当の支給率を改正する必要がある」と強調した。
具体的には、市職員の期末手当支給月数を1.30月から1.25月へ引き下げる内容である。これに対して、木下友貴議員は反対の立場で討論し、「コロナ禍において市職員の努力に報いるための処置が必要」と述べた。
また、議案第76号、特別職の職員給与の改正についても質疑が行われ、改正内容は議案第75号と同様に期末手当の支給率を引き下げるものであった。この改正についても、反対意見が示された。
続いて、議案第77号、議員報酬及び費用弁償等に関する条例の改正も進められた。こちらの改正も同様に、期末手当の支給率を引き下げる内容となっていた。
一方、動産取得に関する議案も審議された。議案第78号では、中央市立小学校向けに教育用コンピュータ1,589台と指導者用コンピュータ74台を取得することが報告され、取得にかかる金額は7,461万7,147円であると説明された。
同様に、議案第79号でも中央市立中学校におけるコンピュータの動産取得について報告された。合計807台の学習者用コンピュータ、65台の指導者用コンピュータを取得する金額は3,912万5,768円である。
最後に、すべての議案が賛成多数で可決され、臨時会は午前10時23分に閉会された。
議長の福田清美氏は、出席した議員に対して感謝の意を表し会議を終了した。これにより、重要な議案の決定が中央市議会における新たな方針となる。