令和4年5月10日、中央市議会で臨時会が行われた。
議会は、会期を本日1日と決定し、さまざまな議案が審議された。
中でも、専決処分の承認を求める議案が多く提案され重要な内容が蓄積される。
市長の望月智氏は、新型コロナウイルス感染症対策など、各種政策への理解を求める中で、特に市民の健康を守るための施策を強調した。
その施策には、ワクチン接種事業と地域経済の再活性化が含まれる。
この方針は、議員からも賛同を得ることが出来た。
また、議案第24号「中央市税条例等中改正の件」では、条例の一部改正が承認された。
税務課長の中楯都氏によると、内容は固定資産税や各種控除に関するものであり、改正は適正な税収を確保するために必要であると説明された。
議案は異議なく承認された。
さらに、議案第25号「中央市国民健康保険税条例中改正の件」は、税の基準額引き上げが盛り込まれ、こちらも議会でスムーズに承認された。
前保険課長の野沢文香氏は、改正の必要性について"国民健康保険の持続可能性確保のために重要な決定"と述べ、可決の支持を得た。
続いて、令和3年度中央市一般会計補正予算(第12号)や後期高齢者医療特別会計補正予算(第4号)が一括で承認され、特にワクチン接種関連の増加が予算に反映されることとなった。
最後に、監査委員や公平委員会委員、教育委員会委員の選任が議題に上がったが、すべての候補について賛成が得られ、議会の支持を受けて新しい委員が任命された。望月市長は、これらの委員への期待を述べ、今後の市政運営に力を入れてまいりたいと語った。
この臨時会は、議案の審議を通じて市政の透明性と市民への信頼の確保を確認し、午前10時56分に閉会した。