令和2年第2回中央市議会定例会が6月26日、議場にて開催されました。
市議会は、今回の定例会において、2つの追加議案を含む計9つの議案を審議しました。特に、中央市一般会計補正予算が大きな注目を集めました。
田中久雄市長は、補正予算にあたる議案第50号の提案理由を説明しました。予算の総額には、歳入歳出それぞれ2億367万3,000円の追加があり、総額は168億1,281万7,000円となります。今回の補正は、生活や経済への新型コロナウイルスの影響に対応するためのものであると強調しました。
田中竜馬財政課長が具体的な内容を説明。支援策としては、ひとり親世帯への臨時特別給付金や、飲食店への経済支援が含まれています。特に、飲食業の支援にあたる8,351万7,000円が計上されており、これは飲食店での購入を促進するための補助金です。
また、金丸俊明議員が提出した中央市議会政務活動費に関する議案も審議され、議員の発言によれば、令和2年10月から令和3年3月までの活動費を不交付にする必要があるとのこと。この改正案も原案通り可決されました。
その他、各常任委員会から提出された議案についても、一括して採決が行われました。議案第42号から第49号にかけて、全ての議案が異議なしで可決されました。議長の福田清美氏は、各議員および関係者への感謝の意を表明し、会議を無事に閉じました。