令和3年2月22日、中央市議会臨時会が開催され、重要な議題が取り上げられた。
この日は、議長と副議長の辞職に伴う選挙が行われ、議事がスムーズに進行した。まず、福田清美議員が議長辞職の意向を表明し、辞職が認められた。続いて、副議長の金丸俊明議員も辞職した。
両議長の辞職後、新たな議長として小池章治議員が選出された。小池議員は「現下のコロナ禍において、市民が安心して生活できる社会の実現に向け全力で取り組む」と意気込みを述べた。
また、会期は1日の短期決定となり、常任委員会委員、議会運営委員会委員、広報編集委員会の委員選任も同時に行われた。各委員会は、迅速な議論を重視し、来期に向けた体制を整えていく方針を示した。
一連の選挙の結果、斉藤雅浩議員が副議長に選任される運びとなり、彼は「議長を支え、円滑な議会運営に努める」と語った。これにより、議会は新たなスタートを切ることとなる。
さらに、議員提出議案に関連する特別委員会の廃止が提案され、賛成多数で可決された。福田議員は、新型コロナウイルス感染症の影響を受けながらも、市民への支援策を提言したことに強い意義を感じていると述べた。
最後に、田中久雄市長が監査委員の選任について同意を求め、名執義高氏が監査委員に選任されることが決まった。名執議員は「市民のために最大限努める」と誓いを新たにした。
新体制での臨時会は、全ての付議事件を終了し、午前11時34分に閉会した。