令和5年中央市議会定例会において、様々な行政課題が討議され、給食費の無償化や国民健康保険、介護保険、公共施設の統廃合についての審議が行われた。本会議では、福田清美議員が給食費無償化の継続を求めるとともに、その必要性を強調した。その結果、今年度の給食費無償化が決定されることとなり、市民の子育て支援に対する評価が期待される。
一方、国民健康保険については、財政健全化を図ることが求められ、基金の活用が課題として浮上した。具体的には、保険税の軽減に向けた答弁があり、基金増加分が利用されることが期待されるが、具体的な施策としては国の政策に依存しているため、債務管理との兼ね合いも注意が必要である。
介護保険に関しては、今後の保険料の引き下げについての要望があった。保険料の安定化とその引き下げが求められ、高齢者への支援が重要視される中、今後の施策展開に期待が寄せられている。
また、公共施設については、温泉施設の廃止が市民から反発を受けており、その整備や維持費、集約先のふれんどりぃの利用形態についての懸念が示された。市長もこの問題に対し、市民意見を反映させながら慎重に検討していく意向を表明し、今後の審議会に委ねることとなった。温泉施設は地域の憩いの場であり、今後の行政施策においても重要な役割を果たすことが期待されている。